後天的獲得形質は遺伝するか?

一応現段階でのアカデミック(無難な学説)では、「後天的獲得形質は遺伝しない」とされているんだけど
調べてみると遺伝しないといいきれるほどでもなくなってきてるようですね。
以下引用部分…

ただし厳密に言えば、少なくとも一部の植物では、獲得形質は遺伝することが最近では知られています。

以前、植物での獲得形質の遺伝についての論文を、他人から紹介された事があります。
親が用いなかった遺伝子は、子の代で用いられなくなるそうです。
その仕組みとしては、「用いられない遺伝子」をコードするDNA配列自体が変化したり無くなったりするのでなく、
「用いられない遺伝子」部分のDNAに化学的修飾(物質が結合すること)が起こって、他の良く用いられる遺伝子と区別されるようです。
本などで言えば、読む必要が無い文章があったとすると、その文字を書き換えたり消したりするのでなく、付箋で「必要なし」の目印をつける、といった感じです。

実際の論文は見つけきれませんでしたが、例えば下のページで触れてあります。
http://blog.so-net.ne.jp/bunjin/2005-07-05
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=94316

…ここまで

むか~しにサンバガエルの逸話とか読んであやしいなぁとも思ってたりもしたんだけど(これにつれはスイッチ遺伝子で解決、らしい・上記のも原文にあたるとスイッチ遺伝子のことなんかも・リンク先の記事もまるまるサンバガエル実験)
このラマルキズム(用不用説)な部分がちょっとでも生物にないことには進化ってすごく遠回りなことをしてることになってしまう。生存にとって偶然に都合のよい遺伝子が発現するまで、ただひたすら待つことになってしまうんだよね。

…でそこからもう勇み足でも少し先を考えてみると
「記憶は(外部メディアによらず)後世に伝えられるか」という話を考えたいんだけど、それは記憶のメカニズムをもうちっと勉強してからのまたのおはなし。